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壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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ホント、「天下のため」という言葉はNGワードにしてほしい

今週の「お東、居座る」良かったなぁ。
兄や息子を思う妹、母として、自分のできる限りを尽くす懸命な姿は勿論のこと、お東の方の主張がとても論理的で、筋が通っていることにも感動しました。
他家に嫁ぐ女は、その家と家とを結ぶ立派な外交官である。
戦国の女の真の強さとは、こういうことなのだと改めて思いましたね。

と、お東の方と、お兄様のワイルドな魅力にクラクラしながら迎えた今日この頃。

そういや先週、山崎の合戦がイメージ映像もなしに終わったことがショック過ぎて流してたけど……斎藤利三が討死っておかしくねっ?! と、今更なことに気づきながら、今週大河。

アバンタイトルのみで清州会議が終わったことに噴く。

いや……官兵衛がしゃしゃり出てきて会議を仕切る、なんてことにならなかっただけマシだと思うけど、端折り過ぎじゃない?!

これは官兵衛が主役だから、秀吉の活躍はカット! ってことなのかもですが、これじゃ歴史にあまり詳しくない人には今の状況が訳わかめ過ぎるんじゃないかしらん。

秀吉が長浜をかっちゃんに明け渡した意図とか、
(ここで、地味に「功名が辻」にて、長浜をやると言われていたのに、「ごめん! かっちゃんにあげるって言っちゃった★」と秀吉に言われて絶句する一豊様を思い出したり)

今週突然出てきたお市って誰やねん? とか、お市が勝家に嫁ぐ意図とかね。
(ここ、できるなら、最近言われてる、お市の輿入れは秀吉が提案したことにしてほしかったなぁ。そのほうが、お市の説明もできるし、秀吉のしたたかさが出てよかったのに)

勿論、「かっちゃんとは同朋だからなぁ…」と呟く秀吉に、「かっちゃんはぶっ殺さなきゃなんねぇ敵だ!」と断じる官兵衛も訳ワカメ。

……いや、言ってることは正論なんですよ? しかし、今まであんだけ味方だろうが敵だろうが、「生きて! 君に死んで欲しくないんだ!」と言ってきた男が、なんで今回に限って、こんなにもあっさり切り捨てられるのかが分からん。
と、敵なのにやたら宗治の助命に拘りまくった直後だけに、思ってしまいました。

かっちゃんの命<<<<<<<<<<<<<これまでの敵たちの命ってか? くそ! かっちゃんに何の恨みがあるんだYO!


で、この「前回と話が繋がらん!」現象は、この後も多発。


その1.丹羽さんが普通に秀吉の味方になってる。
前回、官兵衛に恫喝みたいなことされて、印象最悪だと思うのですが、今回なぜか信孝は反秀吉のままなのに、丹羽さんだけ秀吉サイドに。秀吉が陰で拝み倒したのでしょうか??


その2.長政と糸のスピード結婚。
これが今回、一番私の中で整合性が取れなかった場面です。

前回、糸は自分の勘違いで長政を公衆の面前で怒鳴り散らした挙句、「本当に黒田の子なの? 弱そう」だなんて、独眼竜の喜多が聞いたら血祭りにあげてもおかしくないレベルの暴言を吐いて、長政を愚弄しました。
私、この場面見た時、長政が深く傷ついたじゃないかと思ったんですよ。
両親が又兵衛ばかりアホみたいに可愛がるわ、家族団らん場面でハネにする(先週の、官兵衛を熊之助に会わせるシーン。長政だけ呼ばれてなかった)わで、長政は疎外感を感じてると思ってましたから。

しかし、長政はその一件のことをコロッと忘れていたばかりか、思い出しても「あ~あの時の勇ましいおなごか!」と言うばかりで、あとはやたら好意的に接して……んなアホな!!!

お前にとって、あの出来事は大したことなかったってのか?! 嘘だろ?! マジでないわああ!
太兵衛がお前の息子に「親父より立派な武将になれよ!」と言ったら、「てめぇ! 俺をdisってんのか!」とマジ切れして太兵衛をぶち殺そうとしたほどの気性の持ち主のくせに!

……と、私自身、糸が嫌いなのでより一層そう思ってしまいました。

いやぁ、絶対嫌ですよ。いくら顔が可愛くても、初対面でいきなりあんな暴言吐いてくるような……そしてその後、己の所業を綺麗さっぱり忘れて、可愛い子ぶって近づいてくるような、あんな女。
今日も、官兵衛に「逆賊光秀を討ってくれてご苦労」みたいなこと言ってたし……ホント、何様なのかと。。。。

前回のシーンがなくて、今回初対面同士で互いに一目惚れしたってほうが、まだ納得できる。それだけ、私にとって、このシーンはあり得ないシーンでした。

で、この後の「好きなの? 嫌いなの?」だなんていうくだらない質問攻めの後の、ソッコー婚約シーンも全力でいらない。こんなのに時間裂くなら、賤ヶ岳に向けての、秀吉、かっちゃんの動きを詳しくやってくれ!!!!


と、色んなとこで首を傾げること頻りだった訳ですが、今回ガッカリしたのは、官兵衛が宗易の計らいの元、村重改め道糞殿との再会シーン。

何なんでしょう、あの取り乱しっぷり&小物っぷり。
これから天下に名乗りをあげようとしている男のそれとは、とても思えません。親父が殺される原因を作った大内定綱を、腸煮えくり返りながらも笑顔で迎え入れた政宗を見習え!
(ってか、道糞には「お前のせいで、だし殿たちが!」と怒るくせに、なぜ中川には何も怒らないのだろう。あいつだって、謀反をけしかけておいて、とんずらした最低野郎なのに)

おまけに、「自分のせいで死んでいった者たちを一日とて、忘れたことはない。死のうとしたこともある。だが、どうしても死ねない。腹が減れば喰い、寒ければ衣を纏ってしまう……俺は化け物だ」という道糞殿に、またも「天下タイへーのため」を唱え始めることに失笑。
いや! 今そんな話してないし! ホントその話題好きだな、お前!

さらに、「天下のため? 秀吉は織田家を乗っ取ろうとしているではないか。その者が作る天下がタイへ―の世だと?」という的確過ぎる道糞殿の問いに、お東の方のような論理的な回答を返すどころか、何も答えられなかったくせに、家に帰った後、嫁と「あいつ人が変わっちゃったよぉ」だの「もう少しで、戦のない世が来るのね。頑張って~」だの……いやぁ、ここの会話も薄っぺらくて嫌な感じでした。

道糞の中の人が実際頭を剃るほど(あれ、カツラじゃないですよね?)気合いを入れて、道糞を演じているせいか、一言では言い表せない複雑な……そして、化け物と言いながらも非常に人間臭い感情が表れていただけにねぇ。
それに対して単なるテンプレ綺麗事でしか返せない官兵衛が、非常に浅はかに見えてしまったのです。

その後も、官兵衛は大した活躍もせず、気づけば賤ヶ岳終了。
七本槍の活躍もなし。中川の華々しい戦死もなし。
かっちゃんの十文字切腹もなし(←まぁ、これは無理か)

で、なんでか「全部官兵衛のおかげじゃ!」

なんでや! 今回もこいつ何もしとらんやん!

と、盛大にツッコミながら今週終了。
もうね、まさか今日で清州会議も賤ヶ岳も終わっちゃうとは思いませんでした。でも、温いホームドラマパートは意地でもねじ込んでくるっていうね。何なの? この時間配分。。

予想していたとおり、伊武宗易は雰囲気抜群でよかったし、道糞殿も味があってよかったんだけどなぁ。う~ん。

来週は、小牧・長久手かな? これもまさかアバンタイトルだけで終わるんじゃ……!(ガタブル)



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27 23:40 匿名希望様
大河感想へのコメント、ありがとうございます。挙げられた疑問点、私も同じように首を傾げること頻りでした。今回の丹羽さんとのやり取りに関 わらず、使者の身でありながら、相手にガンを飛ばし、声を荒げて恫喝するのはやめて欲しいですし(ただの、柄の悪いチンピラにしか見えませ ん)、度重なる又兵衛>>>>長政描写にも「???」です。又兵衛がそこまで優れているように見えないってのもありますが、それ以前に、又兵 衛はあくまで家来筋であって、長政は主筋。だから、長政を立派な跡継ぎとして養育し、周囲にもそれを明確にしておかないといけないのに……そ んなことも分からないのかと、非常にもにょります。高山右近も、だしさん達のことで憤りを感じていたくせに、あの台詞はないです。あれではた だの蝙蝠野郎です。長政と糸の出会いのシーン。確かに、なんであんなところに糸がいるんだという無理矢理感も感じましたが、それ以上に彼女の 言動がとても不快でした。初対面でいきなり「黒田の子に見えない。弱そう」って失礼にも程があるし、考えなし過ぎます。下手したら「官兵衛の 子に見えない」「光さんがどっかの男と作ってきた子を官兵衛の子と言い張っている」と受けられてしまうというのに。おっしゃるとおり、「八 重の桜」では、戊辰戦争の悲惨さ、主人公サイドの愚かさもしっかりと描くことで、会津魂の尊さを伝えるのだという制作陣の愛、気概が伝わって きました。しかし、今回の大河は……どうしてこうなってしまったのか。史実の官兵衛が好きなだけに非常に残念です。関ヶ原もそうですが、その 前の九州討伐や小田原が、今から怖くて仕方ないです。。。
 

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7
2723:03   kou様 
いつもコメントありがとうございます。今回更新分、板垣なら受でも余裕でやりそうと思っていらっしゃったkou様には、今回どうか な? と思っていたましたが、そう言っていただけますと嬉しいです。板垣の、自分が受け手になったことへの狼狽っぷりは、私が書いてきた受の 中で一番だと思います(笑)やはり、男としての矜持が高いほど、慌てふためくと思うんですよね。次回も、ジイジが果敢に攻めていきますので、 お付き合いしていただけますと幸いです。今週大河、おっしゃるとおり、山崎の合戦全スルーは衝撃的でしたね。まぁサブタイが「中国大返し」 だったり、合戦についての戦略がまるで話し合われていない段階で嫌な予感はしていましたが……。光秀軍は少数ながら、秀吉軍を三千以上討ち取 る獅子奮迅の働きを見せて頑張ったのに、それら全カットで竹槍ぶすり! なんて本当に可哀想でした。従来の信長パワハラ説に頼らず描いていた 上に、小朝さんが結構好演されていただけに余計残念です。秀吉も、今はいい感じなのですが……この先まさか、赤鼻殿化しないかとビクビクして たり。このドラマは敵(?)を矮小に描きますからね。官兵衛は……使者のくせに居丈高な恫喝っぷりと、単刀直入過ぎる口説き文句はどうにかな らないんですかね。おっしゃるとおり、今回の大内定綱の喰えなさっぷり&底知れなさを見た後だと、もうね。。私の中ではああいう感じこそ官兵 衛! なイメージなので余計もやもやしてしまいます。気温、どんどん上がっていきますね。たまには、冷夏にでもなってほしいものです。


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2814:17  かたつむり様 
拍手&コメントありがとうございます。今回、更新分……多分、そう思ってらっしゃる方もいるだろうなと思っていました。前置き 長かったですし(苦笑)しかし、ジイジはやると言ったらやります。あんなに抱かれてるくせに、板垣を雄の目で見てるような人ですからw次回も ガチリバ回が続きますが、お付き合いいただけますと幸いです!


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3017:22  nana様 
はじめまして。そして、拍手&上総へのコメントありがとうございます! あの話は非常に癖のある設定の上に、話の構成がややこし かったりして、読みづらいところもあったでしょうが、そう言っていただけますと大変嬉しいです。最近サイト更新が亀より遅くて、今の連載もい つ終わるやらな状況ではありますが、いつか上総のSSをあげることがありましたら、お付き合いいただけますと幸いです!

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幻の関ヶ原ならぬ、幻の山崎。。。

今回は、官兵衛最大の見せ場であろう、ズバリ「中国大返し」回だったわけですが……

山崎の合戦がイメージ映像が流れることもなく、数秒で終わる様を見て、嗚呼……だから、今回は「山崎の合戦」ってサブタイじゃなかったのねと軽く遠い目になったっていう。。。

ってか、マジなのか……マジで山崎の合戦がこれだけ?!
しかも、光秀さん今回でサヨウナラ。敗走シーンでは、馬にも乗せてもらえず、徒歩にて逃亡。死亡後だって、誰もしんみり思い返してくれないとか……ここまでぞんざいに扱われる光秀初めてみたわ!
官兵衛、少しは思い出してやれよ。お前、ヘッドハンティングされるほど、高く買われていたじゃん。それなのに、光秀の心情とか欠片も考えんし……浮かばれない。。。

と、光秀のあまりの不遇っぷりに涙が出そうでしたが、それでも今回は比較的楽しく見れました。

……って、まぁぶっちゃけるなら、秀吉のシーンが、なんですけどね。

心配だったのです。

最近の秀吉は、「さすがは官兵衛じゃ!」しか言わないマンセー要員でしたから、今回もそうだったらどうしようと心配していたのですが、今回は大将としての才覚をちゃんと出していました。

「明日は、出て行くと二度と戻って来れぬという悪相が出ております」という僧の言葉に、「吉報よ。我らは上様の弔い合戦に向かうのじゃ。最初から戻ってくる気などない!」と返したり、

馳せ参じた摂津の武将たちの前で髷を切ってみせるパフォーマンスをしてみせたり
(ってか、ここで普通に何食わぬ顔で座ってる中川や「上様を討った光秀は、デウスの名に懸けて許せない!」とか言っちゃってる右近を見て噴く。いやぁ、お前らが信長の仇討ちとか言っても、全然現実味ないわ(笑))

遅れてきた信孝に対して、「お待ち申し上げておりました! 信孝さまがいらっしゃらないとサルは何もできませぬ!」と言い、

雨が止めば、「上様が我らに味方しておられるのだ!」と言って。。。

この、何でもかんでも士気を上げるネタにする&合流してきた武将たちに対しての対応など、竹中さんの演技も相まって……ここはもうさすが秀吉って感じで、見応えがありました。

と、秀吉のシーンはとても楽しかったのですが、他が……ねぇ。

たとえば、長政の扱い。

先週も、大事な跡取り息子を単身、供もつけずに伝令に走らせるとか、何考えてんだとか、
伝令の途中、偶然居合わせた又兵衛と水を取り合うとか、備中って一本道しかねぇのかYO! とか、ツッコミどころ満載でしたが、

今週も、「伝令のお役目、立派に果たしました! それから、弟にも会ったんですよ!」と言う長政に「これから大事な戦だってのに、そんなこと言うんじゃねぇよ」とガン飛ばしたかと思えば、
(これ、後から官兵衛は里心がついちゃ困るからと、兵たちに家に帰るなと命令していた手前、そう言ったのだとネタ晴らしがあるのですが……だったら、最初から長政に説明しておけ! 前も、秀勝のための接待戦だっての黙ってたし、なんでそういうこと教えてあげないのか)

「恥を忍んで帰って参りました云々」言う又兵衛に対しては、「何言ってんだよ。良く帰ってきたな! お前は長政の兄貴みたいなもんだろ?」と激励。
なに、この差。
光さんも「ここに又兵衛がいてくれたらねぇ」とか、長政と又兵衛に一緒の盆に乗せた水を飲ませるとかしてたし……長政<<<<又兵衛なの? 二人とも。

で、挙句の果てには、未来の奥さん糸姫にまで初対面早々「あんた、弱そうね!」と暴言を吐かれ、皆に笑われ……何なの? この苛めっぷり。長政が一体何をしたというのか。

ってか、糸姫のキャラ属性。こういう、言いたいことズケズケ言う、跳ねっかえりのじゃじゃ馬娘キャラはもうお腹いっぱいです。皆同じじゃないか!

たまには、三歩下がってついてくる、みたいな奥ゆかしい姫が見たい!
……と、独眼竜の愛姫を見て、切実に思う……ってか、今週の愛姫も良かった! 何? あの庇護欲くすぐりまくってくる天使。
清楚で可憐で、物静かで……でも、言うべきことはしっかり言って、陰ながら夫を支えてるとこがね、たまらん! しかも、夫はそのこと知らないし、愛姫もそれを言わない。そういう奥ゆかしさもまた素敵で……こういう姫がまた見たいなぁ(遠い目)


と、長政のシーンには相変わらず胸糞が悪くなるんですが、官兵衛もなぁ。。。

お前は毎週一回はお一人様突撃訪問しなきゃ気が済まないのか?! と声を大にして言いたい。
しかも、丹羽長秀に対して、恫喝するような真似までして……席について訥々と口説けばいいのに、なんでみだりにそんな無礼を働くのか。
特に、丹羽さんはこれからの清州城会議に向けて、心象良くしとかなきゃならんのに、このへんホント軽率としか思えない。

まぁ、何が一番軽率かって「殿! 天下人への道が開けましたぞ!」と公の場で言っちゃうことですね。
いやぁ、これは一番あかんやろ。

確かに、信長と信忠は討たれましたが、織田家はしっかり残ってます。
それなのに、天下だ何だと言ってるってことはつまり、織田家をぶっ潰すと言ってるようなもんで、これじゃ光秀と何も変わりません。

それなのに、あんな大声で公言しちゃって……せめて、秀吉と二人きりの時に言うべきでした。

こういう……葵の御紋を堂々と背負って伊賀越えする家康ぐらいうっかりさんなとこを毎回見せられるから、官兵衛が切れ者に見えないんですよねぇ。。。

来週は清州会議かな? 会議の場に何でか官兵衛がいて、かっちゃんに居丈高に意見してるのでは? と、今からガタブルですが……どうやら来週出てくるっぽい伊武利休を楽しみに、次回を待ちたいと思います(←そこかよ!)

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寺尾家康はぼやきキャラなんだろうか

それまでのお人よしラブ&ピースの男から、突如「ご運が開けましたな!」と史実の腹黒官兵衛にシフトチェンジした前回でしたが、今回は……

……中途半端。。。

そういう印象を受けました。

全体的には、いまだかつてないほど史実の腹黒官兵衛路線で、「お!」と思うところは結構あったんです。

でも、相変わらず「官兵衛は心優しい」+「ラブ&ピースの男」アピールをちょいちょい入れてきて、それに水を差す。。。

その最もたるエピが、またも「織田方に寝返って! 僕は君を殺したく……云々」と言い出したことですね。

前々回、あんだけ寝返り嫌がって、切腹を承知した宗治に対して、何を言っているのか。
絶対頷かないと分かってるだろうに。

まぁこれも「宗治を騙して切腹させただなんて、体裁悪すぎるから」ってことなんでしょうが、ぶっちゃけ、逆効果としか思えない。
なんか姑息で小物な感じがするんですよ。覚悟を決めたと言いつつ、「腹を切れ」と面と向かって言えない&「僕は助けようとしたんだけどね」というアリバイ作ってる感じがして。

ここはもうすっぱり割り切って、「腹を切れ」とズバッと言って欲しかった。

そういや、宗治さん切腹シーン。その後の切腹のお手本になるくらい立派な切腹だったってのと、宇梶さんの演技でもって、なかなか見応えのあるシーンでした(舞も様になってた!)
が!!!
なんで最後に叫ぶ名前が官兵衛なんだよ!!! 「小早川様!」とかだろ、どう考えても!
と、あの無理矢理な官兵衛ageのせいで、何とも微妙な感じに……ホント、あれはいらなかったなぁ。。。
(それと、介錯人。介錯すんの遅すぎない?) 


あと、安国寺さんや隆景さんへの説得に一々、「天下のため」と言うのもなぁ。
あれも白けました。
官兵衛が毛利を騙したのは、ライバルたちを出し抜いて、秀吉に天下を取らせるため。
それなのに、「天下泰平のためにやってるんだ!」って……あんなこと言わずに、「秀吉という勝ち馬に乗れよ」とやってくれたほうが全然すっきりしたろうに。。

ということで、今回は乗れそうで乗れない回でした。
覚悟を決めて、「ご運が開けましたな!」と言わせたのなら、こういう「官兵衛さんは実はいい人」アリバイ工作は一切やめて、突き進んでってほしいです。全体的に黒くなってきた分、すごくちぐはぐに感じてしまうので。

で、来週ふんどし大行進中国大返し回ですが、割れんばかりの「さすがは官兵衛!」コールにちょっとげんなり。。。
いや、普通……そこは「さすが秀吉!」でしょ?



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7月15日23:58  kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、本能寺回だったわけですが、非常に手堅い本能寺でしたね。手堅過ぎるような気もしないでもないですが、江の生霊が出るよりは全然ましですからね(←基準が色々おかしくなってる)官兵衛サイドについてですが、やはり違和感がありましたよね。おっしゃるとおり、演技的には岡田さんが有岡城以降演じ方を変えてきてはいたんですが、やってることは以前同様甘々でしたからねぇ。。。お前、一体どうしたんだよって感じです。史実の官兵衛描く気がないなら、そのまま突き進めばまだ整合性が取れるんですが、突然史実通りになられてもねぇ……もっと整合性を取ってほしいです。鳥取城のゆるキャラ、あれは私もビックリしました。いやぁ、それをゆるキャラにしちゃいかんだろうと思ったんですが……もしかして、大河でスルーされたゆえにこんなことを? とか、思ってしまったり(苦笑) 

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光秀の奥方は出てこんのかい

大体、大河の本能寺の変って六月くらいにやる感じなのですが、今回は引っ張って引っ張って七月の中ごろ。
さて、どんな本能寺になったのかしらん? なわけですが……

実感 : 本能寺の変は奇をてらわず、普通にやるに限る。

もうね、普通にそう思いましたよ。
何だよ、弥助はいねぇのかYO! とか、兵の数少ないなとか、阿濃さん……単なる信長マンセーキャラじゃなくて、もっと「信長の妻」ならではの味を出していたら、あのシーンは結構ぐっときたろうに、とか……頼むから敦盛は踊るなよ? 踊るなよ? と念じていたりとか、色々思うところはありましたけど、

西洋甲冑に身を包んで火縄銃一発ぶっ放して、すぐ首撃たれて信長重傷。代わりに濃姫無双とか、
謙信の亡霊が出てきて、信長に説教&変な忍者娘に光秀、首を絞められるとか、
お江の生霊が出てきた&家康の伊賀越えに江同行、信長の亡霊とタンデムとか、

そういうの、一切なかったからね。もうそれでいいの。それでいいんや。。。
(ただ、一つ思うのが……江口信長の最期が渡信長のそれとかなりそっくりなのよね。あれは狙っていたのかしら?)

それから、家康。「本来なら、信長様の弔い合戦したいけど」とか、「恥かくぐらいなら、いっそ腹斬る!」とか……先週の、本能寺に一枚噛んでそうなほどの曲者っぷりはどこへ行ったのか。
なんか、キャラが定まらん。来週はどんな感じかな?


さて、無難に本能寺の変を終わらせた本ドラマ。こっから、官兵衛サイドをどう描くのかと思いきや(軽く、「高松城攻めで、民の秀吉様に対する評判が落ちるはずも……云々」と話してるのを聞き、「そうだよね、鳥取城に比べりゃね(遠い目)」とかなったあと)

ここで、まさかの赤鼻殿パート

いるかっ? このシーン。ぶっちゃけ全然いらんやろ!!

なんでこんなシーン入れたのか、本気で分からない。
赤鼻殿とは、「ううう、やっぱり僕には斬れない!><」回で決着着いただろうに……いや、待て。もしかしたら、このパートで今後に重要な伏線があるのかも……と思いきや、それもなく……ホント、なんで入れたんだよ?!

他にも描くこといっぱいあったはずだろうに!!

と、首を捻っているうちに、官兵衛が秀吉より先に、本能寺の変を知ります。

官兵衛、めっちゃ動揺。
そりゃそうだよね。おたく、信長の周辺が不穏だとか、そういう情報全然仕入れてなかったもんね。信長様、信長様って連呼してたもんね。そりゃ、驚くよね。

で、どうすんのかと思ったら、

官兵衛「天下人への道が開けましたな(ニヤリ」

言った! くっそ悪人面(注:岡田さん比)して言いやがった!
……まぁ、そうだよね。これ言わなきゃ官兵衛じゃないよね。でもね。。。

前回までとキャラが別人なんですけど?!

何度も敵陣に考えなしに一人でホイホイ行って「清水くん、僕は君を死なせたくないんだ。だから、織田に寝返って。それを君を助けられるから!」とかほざいてたお花畑野郎は、どこへ行ってしまったのか。

そして、あんなに「天下を取るのは信長様です!」と言っていたくせに、いきなり秀吉に「天下取れ!」って……全然繋がらん。

まぁ、有岡城の件以降、官兵衛は「天下を取るのは信長様!」と言わなくなったし、信長を見る目が少し険しくなっていましたが……はっきりと、官兵衛に信長に対しての思いを語らせていたほうがよかったと思います。

それか、半兵衛から「俺は信長より、秀吉様こそ天下人にするべきだと思う」ってな話を聞かされ……みたいなエピを入れておくとかね。
そうすればまだ、今回のシーンに繋がったと思うんですけどね。

すごいモヤモヤ。

多分、官兵衛がそれまで一切口にしたことがなかった「秀吉を天下人にする!」って考えに、どうして至ったのかって描写がまるでないからだろうな。

主を天下人にしたい! って野心の男なら、このチャンスをものにしようと、考えを切り替えたって、すんなり納得できるんですけど、このドラマの官兵衛は違います。野心とかそういうの無関心なラブ&ピースのいい人です。

だから、「よし! このチャンスに天下取ろうぜ!」ってなるのが、違和感ありまくり過ぎて……。。。

これはもう、今まで官兵衛をお人よしのいい人に描き続けてきたことのツケでしょうね。

さて、来週は中国大返し。
「本能寺のこと、誰にも言うなよ」とか言っといて、安国寺さんにはソッコーで自らゲロってましたが……どう描くかな?



>ブログweb拍手レス
7月6日 通りすがり様
拍手&コメントまでいただきまして……感情の赴くまま書き殴ってる感想なので、お恥ずかしい限りなのですが、ありがとうございます! そして、「信長が家康に妻子を殺せと言ったのは、家康サイドの嘘」説。え?! そんなのがあるの?! とネットでちょいちょい調べてみると……最近はそちらの説のほうが有力のようですね。初めて知りました! ビックリです。「妻子を殺せ」とか、信長なら言いそうだよなぁと思っていたし、優秀な長男を忘れられない親父に苦悩する三男というエピにロマンを感じていたので(苦笑)こう考えると、家康さん、まだまだ色々ねつ造してるかもですね。いやぁ最終的勝者は強い。勉強になりました。ありがとうございます!

>web拍手レス
7
723:24     掌のリバ更新楽しみにしてます
拍手&掌SSへのコメント、ありがとうございます。ガチムチどMとのSM話で引っ張ってきたこの話も、ついに本題。リバは私にとって初の試み なのでドキドキしますが、次回もお付き合いいただけますと幸いです!



7
822:11 kou様 
いつもコメントありがとうございます。確かに、御神刀は変わり種が多いですよね。形や大きさもそうですが、使う鉄の種類までも拘っ たりしてて面白いです。さて、今週大河。信長と家康のシーンは凄かったですね。あんなことになるなら、ツーショットなんてしなきゃよかったの に。寺尾さん起用は、おっしゃるとおり秀吉との絡み重視、または天下人・家康をイメージした結果なんでしょうね。実を言うと、家康と官兵衛は そんなに歳が違ってなかったりして、そこを言うとかなりミスキャストですが……岡田さんはどこまで老けメイクを許容するかな? 月代を拒否し てる時点で、あまり期待できませんが。。。ただ、そういうことに目を瞑れば、寺尾家康はくせ者臭が漂いまくってて、これはこれで面白そうです よね。今後どんな活躍を見せてくれるか楽しみです。謀反の動機はかなりシンプルなものでしたね。四国説とかやってくれるかな? とか期待した 時がありましたが……まぁ、延々パワハラ見せられ続けるよりはいいかもしれません。敦盛は……やっぱりやるんでしょうかね。もういいんですけ ど。。。官兵衛サイドはねぇ。。。こんなにもお花畑思考な上に、中国大返しの布石&「信長じゃなくて、秀吉が天下人の器だ!」と官兵衛が思っ てる描写一切なし状態で、来週いきなり、「ご運が開けましたな。あとはこの官兵衛にお任せください(ニヤリ」とやられてもおいおいにしかなら ないと思うんですが……どうするんだか。。台風8号、通過してる地域どころか、全然遠い長野県あたりにまで大雨降らせて……来る時期といい、 ホント何なんでしょうね。進路もころころ変わりますし……お互い、用心しましょうね。

拍手

官兵衛はホント、突撃訪問が好きだよね(説得できた試しがないけど。。。)

今回は、本能寺前夜祭だったわけですが……今回はとにもかくにも、高松城攻めのロケが凄かった。
先週の作業風景の時から、気合い入ってるなぁと思ってましたが、ここまではやるとは。
N○Kの本気を見た! と言う感じですね。

スタッフすげえ! ブラボー! だったわけですが、肝心の内容はと言いますと……う~ん。。。。

まず驚いたのは、今回ですでに毛利家との和議が、宗治切腹のとこまで成立してしまったってことですね。
本当は、「本能寺の変」の情報掴んだに急遽結ぶはずなんですけど……。。。

これって……やっぱり、官兵衛に汚いことをさせないためのオリジナルなんですかねぇ。
史実どおりだと、毛利を騙して和議を結び、宗治を切腹させますから。。

……という私の問いに、「うん! そのとおりだYO!」と満面の笑みで応えるかのごとく、

「宗治たん、君を助けたい! だから、織田に寝返って! そうすれば、君は死なずに済むから!」と、官兵衛が宗治を救おうとするシーン→「気持ちは嬉しいよ! でも、僕は切腹するよ。自分の意志で!(意訳:心優しい官兵衛様のせいなんかじゃ、全然ないんだからね)」が挿入されててね……マジでげんなり。。。

私は……今年が官兵衛と聞いた時、このあたりの官兵衛の動向をいかに描くのか、とても楽しみにしていました。

実は、独自の情報網から、本能寺の変をすでに見越していて、表面上は平静を装いながら、中国大返しに向けて、着々と布石を打っていく……なんて展開になったら、武者震いするのぉおお!! と、悦に入っていたのです。

それなのに、ふたを開けてみれば、布石どころか、信長の周囲が不穏であるという情報を入手することもない。
おまけに、宗治の切腹さえも官兵衛のせいじゃない。官兵衛は助けようとしたけど、宗治が自分で勝手に切腹を決意した! なんてことにしてしまいました。

ただただひとえに、主人公は敵でさえも殺したくないと思う、心優しいラブ&ピースな男! という設定を死守するために。。。

……もうね、ホントね……鳥取城の時も言ったけどさ。それ、黒田官兵衛じゃないから!!! そういう主人公描きたいなら、黒田官兵衛って名前使わないでくr……略

まぁ、でも……残念ですが、その博愛主義設定も水攻めだの何だの、策を嬉々として考えてたり、「こんな策を考えるなんて、さすが官兵衛!」と褒められ、得意げになってる時点で破たんしてるんですよね。
それなのに、「生きられYO!」「あなたを助けたいのです!」とか綺麗事言うから、また座りが悪くて、もう。。。

来週どうするのかなぁ。次回予告見る限り、なんか悪い顔してましたけど……いきなりブラック化すんのでしょうか? それもどうなんだろ。。。


と、官兵衛パートは相変わらずげんなりだったのですが、信長パートは……

いやぁ、ビックリしましたよ。まさか、本能寺への恒例行事「足蹴」一切なしで、本能寺なんだもの。
まぁ、毎回信長のパワハラと暴力にノイローゼ起こした光秀が……じゃ、芸がないので、それはそれでいいんですけど、なんだかものすごくあっさりと謀反を決意したなって印象。
歴代の光秀は、ホント耐えに耐えてたからねぇ(苦笑)

しかし、信長。「俺は世界に飛び出すZE★」って話を何回すれば気が済むのか。そして何回、「日本国はお前に任せる」と言って回るのか。今日だけでも、家康と信忠に言ってたし……八方美人過ぎるぞ!
(あと、この言葉……「世界を征服する!」って意味だと分かってはいるんですけど、江口信長言うとなんか、「俺は世界を見てみたいぜよ!」という坂本龍馬的なノリにしか聞こえないっていうね。江口さんの爽やかさのせいでしょうか?)

そして、今回初登場、寺尾家康。
登場早々、「信長が最も信頼している同盟相手」とナレが説明した時は噴きましたが(信頼してたら、「妻子殺せ!」なんて言わないYO!)信長とのツーショットに再び噴く。

……いや、分かってはいましたけど、貫録が違い過ぎる。
このドラマの家康のキャラ設定が、寡黙でクールな感じだから、余計に……もうね。

おまけに、寺尾さんの言動が一々含みが利いてて、ああ、こいつは喰えねえ感が半端ない。
「おい、なんだよ、この飯! まずいんだけどっ?」と、光秀に当たり散らす信長見て、そっとほくそ笑むとこなんかね……絶対、この家康は今まで、江口信長を好き勝手自分の掌の上で弄んでいたに違いない! とか思ってしまって……ホント、この二人のシーンが今回限りでよかったとつくづく思いました。

さて、最後の最後に罰ゲームみたいなツーショットシーンをねじ込まれた江口信長も、来週でとうとうさようなら。
また、あの敦盛を舞ってしまうのか?! そこに注目しながら(←え)次回を楽しみにしたいと思います。



>web拍手レス
6
3003:13   kou様 
いつもコメントありがとうございます。それと配信のほう、早速ご購入いただけたようでありがとうございます! 日本刀、いいですよ ね! それと、博覧会の係の人の話。全くもってその通りで、刀は本来、日用消耗品(おまけに、戦場での主流は弓と槍で、刀は補助的扱い)武士 の魂だ何だと言われ始めたのは、江戸時代以降で……ですから、時代劇や漫画みたいに、一本の刀を延々使い続けられるわけじゃないんですよね。でも、今回 の話は現代で、神様が関わるものなので、そのへんは大目に見ていただけたらと思います(苦笑)今回更新分、おっしゃるとおり、板垣は自分が何 をどうしたいんだかまるで分かっていません。チョモランマ並に高い男の矜持&トラウマから、男に抱かれるとか絶対嫌なはずなのに、あれ? あ れ? みたいな。そんな板垣を相手にジイジ、どう攻めるか。次回もお付き合いいただけますと幸いです! 今週大河は……さすがに水攻めはス ルーしませんでしたが、それでも、えぐい鳥取城総スルーの上で、水攻めを「血を流さずして、勝ちを収められる、人道的な戦法」みたいな描かれ 方されてるのが何とも。 おまけに、宗治に「命を粗末にしてはならん」「生きられよ」と綺麗事並べちゃったりして……このあと、宗治騙して切腹させるのに、どうする気なんだか。黒 田親子は全然親子に見えないのが辛いですね(しかも、なんかいきなり官兵衛、長政に冷たいし。「お前は何も分かってねぇ!」と怒る前に、今回 の戦がどういうもんだとか何とか教えてやるのが先でしょうに。このへんも非常にもやもや)あと、次回の家康と信長のツーショットはきつそうで すね。家康は信長より五つも年下なはずなんですけど……まぁこの二人のツーショットは一回限りっぽいので、割り切って見ればいいんでしょう が……どうなるかな。。。

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