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壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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中野さん、それどういう心境で言ったの???

今日のサザエさん。牡丹餅を22個作ることになってしまったフネさん&サザエさんがタイコさんに応援を要請し、三人がかりで牡丹餅を作るという話があったのですが、

母「たかが22個で応援? ただのかかしですなあ。AHAHAHA」

私&父(気づいて。一般家庭では22個作るだけでも大変って思うってこと。450個も作るなんて狂気の沙汰だってことを!

なんて、切なる願いを胸の内で唱えながらの今週大河。

やっぱりなあ。奥山さんが謎過ぎる。鶴を殺そうとする手順が杜撰過ぎて。。。

あの状況から考えて、最初から殺す気で呼び出したのではなく、その場で殺すのを決意して斬りかかったんでしょうけど、

・自分は足に怪我をして満足に動けない老人。相手は無傷の若者。
・持ってる得物は脇差のみ。

この状況で自分が勝てると本気で思ったんでしょうか? しかも、わざわざ「小野殿」と声をかけてから斬りかかっているんですよね。背中の刺し傷では自分が背後から襲ったとばれて体裁が悪いから。と、思ったから? でも、自分が殺されるんじゃ意味ないっていう。

家来呼んで殺させればいいじゃない。家来だから口裏だって合わせてくれるし。
というか、あんなに主が屋敷の中で「死ねええええ」と叫んで鶴ともみ合ってるのに、なんで誰も様子を見に来ないの? 奥山の屋敷には人がいないのか???

奥山息子も、「父が諭していたら、あいつが逆上して斬りかかったに違いない!」って……いや、あんた先週、親父の行き過ぎた疑心暗鬼っぷりにドン引きしてたじゃない。それなのに、どうしてそういう発想になる? あと、親父があんなに思い詰めてたの知ってたなら、なんでそれとなく気を配っておかなかったんや!

まあ、この息子も戦国武将に仕える武士でありながら、「家臣のために死ぬ! 斬ってくれ」とかほざく主の首を馬鹿正直に撥ねて、持って帰ってきたアホの子だからしょうがないか。。。

と、奥山殺人事件エピの穴の多さに辟易。
実はね、俺を殺させることによって、小野の権威を失墜させるつもりだったのさ! だから、わざと殺されてやったのさ! なんてことになるわけもなくね。

で、この件は奥山さんが先に斬りかかったということで決着がついたのに、それまで「絶対鶴が先に斬りかかったんだよ! ぶっ殺してよ!」と喚きまくっていた息子が何も言わないのも、
落着した後は、奥山事件がギャグっぽいノリで流されてるのが違和感。
いや、あのエピは竜宮小僧様の活躍を描くために添えられたもんで云々は分かってるんですけど……「殺した奥山さんのために写経してるんだって? 可愛いとこあるじゃないか!」どういうノリだよ、これ。。。
(でも、弟嫁は今回も良かったですね。本当、どうしてあんなヒステリーファミリーに囲まれて育ったのに、あんなに良識的な方に成長できたのか。うーん、謎!)


なんて、首を傾げること多々だったのですが、亀がふと見せる無表情がなんか怖くて、そっちに目が行きっ放し。
言動だけを見ていれば、鶴のことを信じて庇ってくれたいい奴なんですけどね。なんか、ふとした瞬間、不穏な気持ちにさせられる。

疲れ切った様子の鶴に、淡々と語りかける表情のない顔。
助けてくれてありがとうの言葉に、「これで借りは返したぞ」という返し。
「またお前の父を殺してしまってすまない」という言葉に、「俺だってそうする」とさらりと返した時の冷淡な口調。

鶴がベイビーの誕生祝いに来たと聞いた時の顔も、なんか嫌そうで……というか、そもそも祝いの席に呼んでもいない。こういうところを見るとどうも、言葉通り鶴を信じているようには見えない。と、思っていたら、次郎とのあの会話。。。

亀「鶴が父の領土を返してくれた。あれは、お前の仕業だろう?」
次郎「あらら。ばれちゃったか(・ω<) てへぺろ 」(←そこは白切れよ、次郎)
亀「ああ、何もかも君のおかげだ。そんな君に何ができる?」
次郎「……そうね。私が望むモノは……」

 なんだかなあ……結局、この二人だけで世界は完結してるんだね。鶴はどこにも入れやしない。

次郎が鶴を助けたのも亀のため(「絶対お前を助ける。私は竜宮小僧だから!」って言ってもんね。瀬名に対しては「絶対助けたい。あなたは私のただ一人の友だから!」とか言ってたし……あ。では、鶴は友だちとも思われてn…略)

仮に次郎の助言が合ったにしろ、鶴が色々悩み抜いた末に、領地を返上すると言う一大決心をしてみせても、二人の間では「次郎の手柄」で片付けられる。

万感の思いを込めて亀を見つめる鶴の顔を見ると……ああ、鶴。なんと不憫な子!

で、後半からは瀬名さんの件にシフトしていったわけですが、次郎の今川家への懇願が蹴鞠事件の時から何も成長していなくてげんなりしたり、「私は坊主ではないので教など読みませぬ」という言葉に耳を疑ったりしたのですが、
瀬名さんが旦那のことを「どうせ来ない」と言いはしても決して恨みつらみを口にしなかったのはとても好感触でした。
自分のことよりも子どもたちのことを常に気に懸けているのもよかったですし、やはりいいキャラです。

そんなこんなで次回。どうやらあの人が退場するようです。今回で一応和解できたと思ったんですけどねえ。どうしてそうなっちゃうのかなあ。。。
 
 
 
 >web拍手レス
3月5日22:48  kou様 
いつもコメントありがとうございます。おっしゃるとおり、これまでの展開考えて戦シーンがしょぼくなるのは覚悟していましたが、義元の最期さえカットされたのはがっかりですね。その程度の扱いならいっそ、最後まで喋らせないほうがよかったのに。佐野さんの雪斎といい、もったいないですよね。奥山さんのことも……もう少しどうにかならなかったんですかね。これまたおっしゃるとおり、先代ならまだしも、鶴はそこまで反感を買うようなことはしていないのに。本当にね、鶴もこの家とっとと捨てればいいのに。とか思ってしまいます。そして配置換え。季節と言えばそうですが、長年いたところから離れるのも、全く畑違いのことをやらされるのも辛いですよね。私にも覚えがあります。おまけに、季節の変わり目ということもあって体を壊しやすくもあり……どうぞ、ご自愛ください。

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今年の大河は戦とか軍略を真面目に描く気はない(再度確信)

私が大河で初めて見た桶狭間は「秀吉」でしたが、あれを初めて見た時は幼心に胸が躍りました。
どんなに劣勢であろうと、御屋形様の勝利を一人馬鹿みたいに信じて必死に追っかける秀吉と、前だけ向いてひた走る信長(でも、出陣時&帰陣時は必ず「サル、馬引けい!」)……胸アツ過ぎる。。。

以来、桶狭間が好きになったので、どうしても信長視点で見てしまうことが多いのですが、今回は井伊ということで今川視点。
今川側から見る桶狭間とはどういうものなのだろう! ちょっとだけ……ほんのちょっとだけ期待してはいたんですが、描写的に「風林火山」の銃声一発で終わった桶狭間のほうが上とはこれいかに。。。

……まあ、直虎が主役なわけだからこんなもんだろうとは思うし、しっかり描きたかったのは、桶狭間が終わった後の井伊家! というのも分かってはいるんですがねえ。
信長が出ないどころか、春風亭義元が討ち取られるシーンさえ皆無なんてひどい! あの義元がどんだけ無様に逃げ惑うか楽しみにしてたのに!(←酷いのはお前や!)

あと、直盛が腹を切ると言い出すシーン。せめて足に怪我ぐらいしててほしかったな。
もう身動きが取れない状況であったなら、あの言い分も説得力があったんですが、まだ全然動けるあの状況で、あんなこと言われても、「お前、当主なんだからもっと自分が生き残ること考えろよ!諦めんなよ熱くなれよ」と思ってしまう。

と、アバンタイトルのみで終わってしまった桶狭間に不満たらたらだったわけですが、それからの事後処理はぼちぼち見応えがありました。

夫を喪っても武将の妻として毅然と振る舞う財前さん、誰よりも凛々しいわあ! とか、
鶴弟の嫁、なんてええ嫁なんや。そりゃ、鶴も嬉しくて泣いちゃうYO! とか、

あと、直盛の首が帰って来た時の、鶴亀の表情の違いが何気に面白かった。

普段のキャラからして、亀が泣いて、鶴はクールにすましてるかな? と思ったのですが、実際は逆なんですよね。
鶴は今にも泣きそうなのに、亀はほとんど表情動かず……まあ、よくよく考えてみれば、亀は出奔していたから直盛との付き合いは浅いけど、鶴はずっと直盛のそばにいて、(根本的な解決はしてくれないけど)あれこれ気を遣われていたんだから、これが自然なのかも。

(でも、それを差し引いても、普段の言動から考えて、亀の態度は冷淡過ぎる。鶴に対しても「井伊の金銭に関わることはこちらでやるからお前は手を出すな」とか言ってたし……「幼馴染のお前を信じてる!」とかチャンチャラ可笑しいぜ! やっぱりこいつが口にする耳触りのいい台詞は全部上っ面だけなんですかねえ)


弟の縁組は直盛が結んでくれたものだから大事にしたいとも言っていたし、鶴は直盛が好きだったんだなあとしみじみ思ってみたり。

だから、奥山さんに冷たい言葉を浴びせられ、斬りかかられた鶴が可哀想でしかたなかった! とともに余計に思う……奥山さん、いきなりどうしたの???

いや、前から小野を目の敵にしてはいましたけど、どうしてあんなに鶴に対して疑心暗鬼になったのか分からない。
嫁いだ娘が冷たい仕打ちを受けていたのならまだしも、夫はじめ小野家で大事にされて幸せそうにしてたし、「鶴弟は立派な最期やった」と涙ながらに話していたから余計に、鶴が直盛の遺言の意味を即座に理解して説明しただけで、鶴は信用できない! 殺すしかない! までに至るのが短絡的過ぎる気がして まあ、この井伊家の面々は皆(鶴以外)嫌味な脳筋ですけど

奥山さんが鶴のことを全く信用できなくなってしまったエピを入れるとか、直盛の遺言を鶴が言い出した……とかなら、ここまで怪しんでもしかたないかな? と思いますけど。

てか、井伊家家中をもっと混乱させたらよかったのにとか、思ってみたり。

当主が死んだ上に、皆が大嫌いな義元が死んだんですよ? 
もう今川は終わりだ。北条につこうぜ! とか、このまま今川についていていいのか? だとか、いやいや、まだ結論を出すのは早い。様子を見るべきだ! だとか、皆の意見がバラバラでまとめられる奴もいないから荒れに荒れる。
そのほうが、井伊が桶狭間で失ったものがどれだけ大きかったかしみじみと分かるし、奥山さんがやっちまったことについても説得力が出たと思うのになあ。

でも、ラスト。傷ついた鶴が次郎の元にやってきたのだけは、揺るぎない説得力がありました。
そうだよね、ぶっちゃけ直盛亡き今、次郎しかいないよね。
亀の元になど行こうものなら、「幼馴染の俺を頼ってくれて嬉しい」からの「但馬! これはどういうことだ?!」が目に浮かb…略

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鶴はいつ、嫁をもらえるんですか!?

今週大河サブタイ「赤ちゃんはまだか」

この時点で、もう嫌な予感しかしなかった。でも、先週は「検地がやってきた」なんてサブタイでも、なんか面白かったし、もしかしたらいけるか? と、思ったけれど……そんなサプライズが二回連続で起こるわけなかった。


案の定、今回はつまらなかった。と言うより、面倒臭かった!

いや、しのの気持ちは分かりますよ? 夫はおろか周囲皆「こいつがおとわだったらよかったのに」と思ってるのビシバシ感じる&夫は上っ面しか優しくない、なおかつ子どももできないんじゃね。鬱になるのもしかたないかもしれない。

でも、あそこまでグジグジグジグジされた挙げ句、「次郎さまが私に暴力を振るったの! ひどいと思わない?!」と亀に訴えたり、「次郎さま、お恨み申し上げます」なんて文を残して家出したり、死ぬ死ぬ詐欺したりされるとなあ。なんかもう面倒臭いというか、イライラするというか……何より、武家の女としての品がない。

小野父が病に倒れた時、「やったやった! ざまあみろ!」とはしゃぎ回るジジイを見てもおもったことだけど……あれは井伊の家風なのでしょうか?

おまけにラスト。「もううちの娘を襲わないでね」という次郎母に、「だって、あれは次郎さまがあ!」と言い返したのがなあ。頭悪いというか、常識がないにも程があるだろう。。
出家してるとはいえ、現当主の娘に斬りかかるなんて、離縁されてもおかしくない案件だよ。それなのに悪びれた様子もなく、しかも実の母親に向かって、「あんたの娘は斬りかかられて当然の女」と開き直るとか、現代でもありえねえよ!
そして、このやり取りがギャグで片付けられるこの世界観もありえn…略

 で、亀がまたねえ。今回もやってくれるんです。。

・亀「また、どじょうかよ。これじゃ、井伊のどじょうがいなくなっちまう」
・妻に何の相談もなく側室を手配。
・次郎としのの修羅場を草葉の陰から一部始終見てただろうに、全部終わった後のこの出てきて、「ちっ。面倒臭ぇ」とばかりに露骨に溜息。

先週と同じく如何なく爽やかクズっぷりを発揮。どうやら、こいつの「人の心が分からない」は鶴に対してだけではなく、誰に対してもデフォな模様。
さらに、今回は次郎としのの修羅場に二回遭遇しても、

一回目:しのの肩を持った振りをして次郎を帰した後、こっそり次郎と逢引き。
二回目:マッチョ坊主がその場にいたのをいいことに、次郎がしのに斬りかかられても自身は助けに行かずに、マッチョ坊主に行かせる。そして全てが終わった後、のこのこ出てくる。

二回とも次郎を見捨てています。鶴だけでなく、次郎に対してもかYO!

そういや前回、亀が土壇場で鶴に無茶振りした真意ですが、ノベライズだと、「絶望的な状況だ。それでも仙道なら…仙道ならきっと何とかしてくれる…!!」という心境で、あんなことやったらしい。頼れる幼馴染に対しての甘えと言いますか。

今回の次郎に対してのそれも、同じことなのでしょう。
次郎なら分かってくれる。次郎なら何とかしてくれると。

男友だちだけでなく、惚れた女に対してもそれとかどうよ。
ホント、がんがん株価下げてくな、この男。。。

でね、ついでに言うと、直盛夫婦。
子どもができないのは死活問題。夫が側室を持つことは正室として覚悟しなければならない。と、いくら偉そうなことを言われても、嫡男をあげられなかったのに、誰にもそのことを責められることもなければ、直盛が側室を持った描写もないので、お前らが偉そうに言うな! としか思えず……ホント、この夫婦は謎です。

と、井伊パートは不快になる一方だったのですが、対して家康&瀬名パートが相変わらずいい味出してます。

別に、ラブラブしてるわけじゃないし、瀬名は家康のことを愚痴ってばっか、家康も瀬名に対して色恋めいたことは一切言わないんだけど、
愚痴りながらもせっせと夫の世話を焼き、戦となれば、金の鎧なんか用意して着せてあげちゃう瀬名と、そんな瀬名に照れくさそうに笑う家康見てると、非常に微笑ましくって!

嗚呼! こんなにほのぼのした家康&築山殿なんて初めて!

だから、瀬名が竹千代……のちの信康を抱いているのを見ると、今から切なくなってしまう(涙)

で、来週は桶狭間。このドラマ初の戦回! ようやくだよ!
桶狭間はとても好きな戦なので力を入れてほしいんですが、きっと……期待しちゃいけないんだろうな(遠い目)

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直盛「子を作れ!」私&父「お前がもっと作ってればこんなことには…」

前々回は「亀が戻ってきただけ」前回は「亀が結婚しただけ」で、今回は検地かよ。またちっちゃい話だなあと思っていましたが……今回は面白かった!

いや、話のスケールはいつもどおり小さいし、戦国色は薄いし、井伊家の面々は相変わらずの嫌味な役立たず……ではあるのですが、亀の腐れ外道&鬼畜っぷりと鶴の追い込まれっぷり&苦悩っぷりがね、すごかった。

いやあ、亀。ひどいね! 前回ラストで「おとわはお前のものにはならないぞ」と鶴にさらりと言ったあたりでおやと思いましたが……ここまで外道とは思わなかった。

彼の「井伊のため!」という言葉に嘘はないんです。
井伊の今後のために、隠し田を守り切らなければならないと決断し、方々に働きかけたのもいいし(爺は相変わらず「嫌じゃ! 嫌じゃ!」と喚いただけ)、隠し田を守り切るには鶴の協力が必要不可欠だと見極めたのもいい。

でも、ここからがえげつない。。

次郎「この計画には鶴の協力が必要だと思うけど、話さないの?」
亀「云々……俺は鶴を信じたい。それでは駄目かな?

太字部分しか頭にインプットされない亀命の次郎(亀は今でも鶴のこと、信じているのね! 素敵! なんていい男なの!)


亀「今川にとっては単なる駒と思われ、井伊家からは煙たがられる。お前の辛い立場はよう分かる。きっと、隠し田隠蔽に加担し、もし露見した場合、今川に一番責められるのはお前で、井伊もお前を庇ってはくれないだろう。よく分かってる。だから、この隠し田の帳簿を提出するか否かはお前が決めてくれ。俺は、お前を信じてる!

太字部分しか頭にインプットされていない弟「亀さま、僕たちの立場をこんなに慮ってくださって……そして、こんなにも兄上を信じてくださるなんて、なんと素敵なお方!」

弟、気づけ。亀は「お前たちの立場はよく分かっている」「話に乗ってくれると信じている!」とは言ったが、事が露見した時、全力でお前を守るだとか、一緒に責めを負うからだとか、そんなことは一言も言っていないことを!
そして、兄貴のトラウマ&急所をぐさぐさ突いて、えぐりまくっていたことを!

でも、周りは皆「井伊のために奔走する亀素敵!」「鶴を信じて判断委ねる亀、マジ天使!」状態。鶴の心情、立場を思う奴なんか誰もいません。

次郎の「亀を助けてやってよ! 亀はあなたのこと、こんなにも信じてるんだから!」だの、「亀に言われてきたんじゃない。自分の意思で来たの。亀の力になりたくて!」だなんて、その最たる台詞だよね。
この人、前にも「あーあ、こんなに修業が厳しいと分かっていたら、鶴の嫁になっておけばよかった!」だなんて酷過ぎる暴言吐いてましたが……鶴の言う通り、鶴のこと、何一つ考えちゃいないし、鶴なら自分の頼みを無条件に訊いてくれると(無自覚か何なのか)思ってる。
なんという性質の悪い女。

そして、鶴が井伊のためにここまで危ない橋を渡ってるってのに、「ここまで検地の奴連れてきたの、お前じゃねえだろうな?」と嫌味を言ってくる、駄々を垂れる以外能がない爺もどうしようもねえ!

しかし、それの軽く上を行く男・亀は、隠し田がバレた瞬間、
(この時、鶴は隠し田の帳簿を出そうとしていましたが、どうする気だったんでしょうね? 「亀に指示されて隠してました」とゲロする気だったのか、帳簿を使って上手く誤魔化す気だったのか。これ、もし後者だったら救いがなさ過ぎる。。。)

亀「鶴! これはどういうことだ! ごめんなさい。僕、ここに帰ってきたばかりで、ここのことよく知らないんです。この帳簿を作ったのだって鶴で……おい、鶴! 本当にこれはどういうことだ!」

(俺の案に乗ってくれると信じてはいた。だが、捨て石にしないとは言っていない(キリッ))

爽やか王子さまの顔を被った、なんという外道!
そして、この時の鶴の顔ったらねえ! 痛々しいことこの上ない(泣)

それでも機転を利かせて、何とかあの場を切り抜けた鶴はホントよく頑張ったよ。
でもなあ。これ、周りは「鶴のこと心から信じてるから、あんな無茶振りしたんでしょう? いやあ亀様パネエッス!」って思うんでしょう? ひどすぎない?
 
そして、最後は

亀「おとわのために、俺に力を貸してくれないか?

で、兄貴差し置いて、弟に井伊家の娘嫁がせて親戚筋にするとかね!

どんだけ鶴の急所えぐれば気が済むんだって話ですよ。

けど、今回の一連の言動。亀は悪気があってやってるようには見えないんですよね。
それこそ、これは全部井伊のため。隠し田を守るために鶴を利用することも、それで鶴を切ることになってしまっても井伊のためなんだ、致し方なし! とか思ってそう。
そして、鶴を追い込もうとも思っていないんでしょう。それがすごく怖い。
いやあ、ただの爽やかプリンスだなんてとんでもなかったわ!

ということで、亀の爽やか外道っぷりに終始吃驚な今回だったわけですが、相変わらず鶴がよかった。いやあ、ホント一つ一つの表情で魅せてくれます。官兵衛の時より全然輝いてるよ、中の人
 
でもなあ、来週のサブタイ……なんでこんなに見る気失せさせるタイトルばっかり。。。




>web拍手レス
2月13日22:48  kou様 
いつもコメントありがとうございます。全国的に雪がすごいですね。こちらも何とか通常運行ですが、いつまた降ってくることやら。今週大河、三浦さんはいい王子様っぷりを発揮していますが、今回は何だか普通のメロドラマのような感じでしたね。相変わらず状況説明もないですし、戦国臭も薄くて。。。それにホント、なぜ誰もパパにおとわ以外に早く子ども作れと言わないのでしょうね。ものすごく謎です。そしておっしゃるとおり、竹千代の違和感のなさは凄かったですね。中の人、四十越えてるはずなのにね。信西も嵌っていましたが、役者さんって凄い。 

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あれは本当の雀だったのか

私「第一回からずっと不思議に思っていたんだけど、なぜ井伊家は当主の直盛に、さっさと嫡男をあげろと言わんのだろう? 直系だし、まだ若いし、おとわが生まれたんだから種なしというわけでもないのに、なぜ????」

父「それはね、財前直美が怖過ぎるからさ。だから、側室を取れよだの、さっさと嫡男あげろだの、誰も言えないんだ!」

私「ナ、ナンダッテ―――?!」


……てのは冗談にしても、このへんやっぱり不思議でしかたない。

なぜ直盛に嫡男あげろとせっつく描写が皆無なのか。なぜ亀が婿養子入りして家督を継ぐのが当然! みたいな描写なのか。

今回の問題は、直盛が世継ぎあげりゃ全部解決★だよね? と、思うだけに、疑問に思わずにはいられない。

あと、今川(&周辺諸国)動向が、北条甲斐と三国同盟結んだっぽいよ! ってことしか分からないから、今現在、今川にとっての井伊家のポジション&関係が不確定過ぎてなあ。

この九年間、井伊は今川とどんな付き合いしてきたの? ちらっと話が出たように、毎回兵を出せと言われ続けて困ってたりするの? 結構信用は回復したの? 
そのへんのこと具体的に説明してくんないと、いかに亀のことを許してもらうこと&次郎を還俗させることが困難かいまいち伝わってこない。

というか、亀に何かあった時は自分が立たなければならない。だから、自分は死んで次郎法師の名を捨てるわけにはいかない! という理屈もなあ。。。

井伊家を思う気持ちは立派なのですが、なんというか色々と無理がある。
てか前回、亀と次郎はもう家督継げないからって、井伊家親戚筋の奥山の娘と鶴を結婚させて、その子を井伊の養子に云々って話が出たばっかですからね。
次郎が生きてようが死んでようが、次郎に家督がいくことはないと証明されてる(この段階ではの話ですけど)

やっぱりなあ。次郎に何事も決断させる演出をするために、色んなところがおかしくなってるし、スケールが非常に小さくなってる。

せっかく大人になったのに、前回は「亀が帰ってきた」今回は「亀が祝言を挙げた」だけですからね。。。

相変わらず戦国色もないしなあ。。。。

と、全体的に今回もうーんな感じだったのですが、今回も相変わらずいい味出してたのは鶴。
亀に対しての複雑な表情もよかったですが、一瞬浮かべた表情が父親そっくりだったところがねえ。狙ってやっているのなら、すごいなと思いました。

竹千代も地味によかったです。
自分だけが鷹ではなく雀を与えられても腐らず、雀を懐かせてしまったのがね。
あと、雀と戯れる阿部サダさんがなんかよかった(笑)




>web拍手レス
2月4日23:31 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、小野さん退場は意外でしたね。井伊家の中では一人、戦国色出そうと頑張ってましたのに。。そうしておっしゃるとおり、大大名たちに囲まれた弱小国というのは、前年と同じはずなのに全然違いますね。前年は知略とはったりを駆使して、渡り合っていましたのに。もう少しそういうところを描いてほしいんですけどね。。。んで、人物描写もなあ。井伊家面々の描写、あれ本当どうにかしてほしいです。亀の王子さまっぷりはすごいですが、あんまり恋愛描写に特化してほしくないところですが、どうなることか。。。 

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