家康、一カット……（涙）

やっぱり旭さんの旦那さんでしたか、お亡くなりになられたのは。
いや、可笑しいと思ったんですよね。
確か旭さんの最初の旦那さんは侍だったはず……と思っていましたから。
（けれどこれでさらに後々の小牧・長久手の戦い後の展開が悲惨になりますねぇ（泣））

で、それがピッグアップされたせいで意外にあっさり終わったなぁ、長篠。
私としてはもっと一豊さんのような戦で名を上げる武将たちの心中をクローズアップして欲しかったんですがねぇ。

なにせ、彼らは秀吉とは違って、知略ではなく槍働きで出世しようとしている訳ですから、長篠の戦いのような鉄砲が主役の戦を見れば、絶対何も思わないはずはないと思うんです。
戦には勝った！しかし、もしこれからこのような鉄砲の時代になってしまったら自分は……みたいな、そんな描写がちょっとでも欲しかったです。

そして今回もとても男前だった六平太v

いやぁ彼は本当にイイ！！
「一豊のためにがんばれ」って、きっと千代さんが一番元気付けられる言葉だから言うんでしょうね、彼は。
しかも「お前、身ごもったんじゃないのか」って優しげに……しかし哀しそうに微笑うところなんて、もうビバ！健気な男vvv

あんなの見せ付けられたら、そりゃ小りんさんも出て行きたくなりますよ（山内家にベイビーが授かってしまったこともありますし）

となんだかんだ言って、来週が非常に楽しみです。だって予告を見る限り、来週は秀吉切腹騒動。つまり……

信長＆秀吉最大の悶絶主従愛イベント（←？！？！）ですから!!!!!!!

賢妻は何故……

堀尾さん、あれからずっと風呂借りに来てるのかぁvvvv

…なんて、思いから始まりました今回の大河。
いやぁ、やっぱり六平太さんが出てくるととても切なくなりますね。

本当は千代さんが凄く好きだけど、千代さんのために千代さんが好きな一豊さんを守ってやるだなんて……いやぁ愛ですねぇ（涙）
本当に彼は千代さんのためだけに生きているんだなぁと感じます。

で、こっちも愛だなぁと思いつつも六平太さんのそれとは全然違うのが小りんさん。とうとう一豊さんゲットのためにお家に押しかけ、厠中の一豊さんまで覗く始末。
一豊さんにとってはある意味ホラーのような展開ですね（いや、トイレまでストーキングされたら、一豊さんでなくてもホラーか）
猛アタックしまくりですね。ああ、本当にメチャクチャ一豊さんが好きなんですね、一瞬千代さんを鋏で殺りそうな所作を見せるくらい（あん時はとどまって良かったです。もしあそこで殺ってたら、一豊さんと六平太に血祭りに上げられ……ゲフッ！）

けれど、世継ぎ問題はこの時代やっぱ深刻ですよね。と言うより、どうして賢妻と呼ばれる女性たちは皆、子が出来ないのか？！（阿濃さん然り、ねね然り…）やはり天は二物を与えないのか？（←ちょっと違う？）

で、皆泣く泣くというかなんていうか、側室を置くのですが、妻の本音は夫に一豊さんが言ったようなことを言って欲しかったでしょうね。確かにお家は大事だがお前が産む子以外、俺はいらない、って。

そう思うと本当に千代さんは幸せ者だなぁと改めて思いました。

Ｍ本明子は前、秀吉の姉ちゃん役でしたのにねぇ…

信長が出ないとこんなにこのドラマはアットホームで穏やかな感じになるのかと思いながら見た今回。
なんか現代と重ねて見やすい話でしたが、今回は偉くなっちゃったからとうとう月代デビューを果たしたけれど、友達に避けられて凹んでる一豊さんやお市にふられたショックで派手に女遊びした結果お母さんにどつかれた秀吉とか……可愛い人はたくさんいましたが、今回一番可愛かったのは……

堀尾さん!!!!!!

まぁ別に堀尾さんが出ずっぱりだったって訳じゃないんですけど、かかか可愛すぎるvvvv堀尾さん!!!!

何、この人？！こんなに可愛い人だったっけ？！？！

一豊さんもメチャクチャ可愛い人だとは思ってましたが、さすがそれの親友！類友とはまさにこのこと！
だって普通、同期で入った仲間が一人飛び抜けて出世したら、やっかみますよ。中村さんみたいに。それなのに「出世は時の運だからなぁ」って！
なんていい人で大らかでほわほわなんでしょう！
トリックの矢部警部と同一人物とは思えない！（←比べるモノを間違ってます！）
（あと今回三組の夫婦の会話がそれぞれ出ましたが、やっぱなんか似た者同士な感じの人たちが夫婦になるんだなぁと）

旭さんを一豊さん夫婦が城に招いた時は「ああ、この後この旭さん夫婦は秀吉のせいで…（涙）」と沈み、中村さんに一豊さんが冷たくされ、しゅんとするのでまた沈み……と思ってたら、

堀尾さん「ふ、風呂貸してくれないか？　ででも黙っててくれよ？」

と夫婦で風呂を借りに来るなんて……かかかか可愛すぎる!!!!その上、借りた風呂の中で堂々と奥さんといちゃつくなんて……もう大好き！（叫）
（そうやって訪ねてきてくれた堀尾さんに大喜びする一豊さんがまた可愛かったですがね）

堀尾さん、これからは要チェックだ!!!!!と思った今回です。

あーあーあー!!!!（もう言葉にならない）

小谷落城……お市がらみ、アンチお市ラバー信長派としては物凄く嫌な予感。

と、思っていたら、もう…（涙）
全開でしたね、織田兄妹のめくるめく愛のメモリー…、うううう。

本当に、信長がお市を抱き締めて励ましてるシーンを見た時は眩暈がしましたが（頼むよ、その優しさをほんのちょっとでも奥さんに……略）、しかしそうは言いながらも長政ならびに万福丸君はしっかりと殺すよう命じていたので良かったです。

そこまで変えちゃったら、完全に信長のキャラ崩壊ですからね。

けれど、この信長が初めてです。秀吉に万福君を殺させたのは。歴代の信長さんたちは自らの手で万福君を殺していたのですがねぇ。

まぁ今回の信長は今までに類がない程のお市ラバーですから、これが自然なんでしょうね。
そのためか、髑髏の盃も今までとは違った感じで見えました。

一人になって、壊れたように笑いながら長政の髑髏に向かって「俺はお前が好きだった」と言った信長の言葉も色んな意味が含んであるように聞こえましたし。
（で、欲を言うならそれを阿濃が物陰か、なんかで見ていてほしかった！なのにどうして光秀と逢引（？！）してるのぉおお（号泣））

そしてお市が憎悪を向けたのはやっぱり秀吉でしたね。これは予想通りでした。
本当に憎悪を向けるべきは信長なんでしょうけどねぇ、それは出来ないんですよね。なにぜお兄ちゃん大好きだから…。

だから秀吉を恨むことによって、信長を恨まないようにした……今回のはそれが露骨に出ていたと思います。
で、その憎悪が後々豊臣家を滅亡に追い込むんですから、そう思うと女の怨念は恐ろしいものです。

だんだん歯車が軋みだした感じです

やっぱりあの可愛い子は豊臣秀次だったか……と溜息を吐いてしまった今回ですが、三谷義昭、実に迫真の演技でしたね。
ちょっとコメディー色が強かったような気もしないではないですが、あの小賢しいのに（失礼）何処か憎めない愛嬌が出ていてよかったと思います。

そして室町幕府を滅ぼすにあたっての光秀の心情が切なかったですね。
彼にとって義昭＝室町幕府は彼の夢の象徴であり、全てだったでしょうにそれを自らの手で壊さなければならなかったのは本当に辛かったように思います。

けれど、これって皮肉なことに信長にとっての光秀の利用価値が著しく下がったことでもあるんですよねぇ。
確かに光秀は頭はいいし、有能ですが、今まで重宝されてきた最大の要因は幕府との橋渡しだったからに他ならないんですよね。
だから、新参者であるにも関わらずあの疑り深い信長の元で大出世できた訳ですし。
ああ…それがこれから全て裏目に出てきて悲惨なことになっていくんでしょうかねぇ。
その辺をどう描いていくか、楽しみと言えば楽しみですが（来週は髑髏の杯みたいですし…）

そうして一豊さん、猛烈アタックを受けてますね。
まぁ可愛いからしょうがないとは思いますが（？）、一豊さんに言い寄る（？）
女はみんなどうして彼に「武士を捨てて一緒に何処かで静かに暮らそう」と迫るんでしょうかねぇ。

あんなこと言ったら当時の武士だったら、たとえ妻と不仲であったとしても断固拒否すると思うんですけど（なにせ武士にとっては自分が武士であることがアイデンティティであり全てな訳ですから）
それと六平太が切なかったなぁ…。本当は自分が千代さんを幸せにやりたいんでしょうけどねぇ。
それを思うと彼の一豊さんへの言葉はどれも重く感じます。

ううう…何処かで報われて欲しいな、六平太。そして、信長夫妻にもっと愛を……（←まだ言う）